バイカオウレンの園芸品種
バイカオウレンは別名を「五加葉黄連」といいキンポウゲ科の植物です。山中の比較的湿度の高い場所を好みます。花の直径は1.5cmほどで白い花弁に見える部分はガクです。花は根元からまっすぐに伸びた高さ3〜10cmの花茎の先端に1輪咲きます。花弁は蜜腺に退化していて黄色です。蜜腺の先端の広がっている部分は平たく皿状で、雌しべはまっすぐで葉が5枚で光沢があります。根元からほふく枝を伸ばして増える為、群生しているのが普通です。
■手入れ方法
適度に湿度のある明るい日陰でよく育つ植物ですので、置き場所と水やりには気を使って下さい。
■置き場所
春と秋は午前中いっぱい日が当たりそれ以降は日陰になるような半日陰、真夏は直射日光を避けた風通しの良い明るい日陰、冬は霜や寒風の避けられる日当たりの良い場所が適しています。耐寒性はありますが常緑の植物で冬にも葉があるので、乾いた寒風や霜に当たると葉が傷んでしまいよくありません。早春から春にかけてはつぼみが出て花が咲く時期なので、しっかりと日に当てるようにしましょう。
■水やり・肥料
もともと森林の湿潤でしっとりした土壌に自生する植物なので極端な乾燥には気をつけます。しかし与えすぎは根腐れの元になりますので、土の表面が乾き始めたらたっぷりと水を与えるようにします。
肥料は花後〜6月いっぱいまでと9月中旬〜10月いっぱいまでの間で、2週間に1回の割合で液体肥料を与えます。生長に応じて固形の置き肥を併用し、夏の間は成長が鈍るので与えない方が良いでしょう。
■用土
鹿沼土に赤玉土を2割ほど加えた用土が良いです。土自体の保湿性を良くするために刻んだ水ゴケを少し混ぜ込んでおく事もあります。原生地では腐葉土の上に群生していますので、用土に腐葉土を加えてもいいでしょう。
■植え替え・植え付け
花が落ちた成長期に入る前の4月〜5月が適期です。古い土を根の周りから落とし、傷んだ根も取り除いてあげてから新しく用意した用土に植え替えます。鉢植えなら2年に1回、地植えなら4年に1回が植え替えの目安です。草丈が低くやや横に広がるように生長するので、鉢植えにする場合は丈の浅い鉢に植え付けるとこんもり茂るように生長し全体がバランスよく収まります。ただし鉢が浅いと土の乾きが早まるので水切れには注意しましょう。
■ふやし方
タネまき、株分けでふやすことができます。
タネまきは採取してから種をすぐに撒く事が基本です、5月頃になると果実が熟して茶色く枯れてくるので時期を見計らって採取し細かい粒の用土を湿らせてまきます。乾かさないように管理すると発芽します。
株分けは植え替えと同時期に行い、最低3〜5芽以上で一株を作ります。
■病気・害虫
病気・害虫は特に有りません
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